SolidWorks2008新機能について、使ってみた感想を下記に記載してみたいと思います。
本家SolidWorks Japan新機能ページと比較しながらご覧になると面白いかと。
>>SolidWorks japan 2008新機能
- 簡素化されたユーザーインターフェース
Office 2007を意識したGUIですが、ここはあまりメリットを感じませんでした。
ただ、画面中央で[S]ボタンを押すと、よく使われる機能一覧ダイアログが
表示されるようになっています。
これは、モデリングスピードに大きく影響しそう。
2D設計中心の方にはかなり物足りないかもしれません。 - SWIFT Instant3D
要は、寸法やフィーチャ操作中の見た目が変わった、ということのようです。
慣れると昔よりも圧倒的なスピードでモデリングできそうです。
ただ、大規模アセンブリのパフォーマンスに耐えうるかどうか。
運用の検討も大切ですね。 - SWIFT DimXpert
参照面から寸法を個別に挿入してくれる機能、昔から欲しかった機能のひとつです。
ロジックを把握しなければ使えない機能ではありますが、生産設備系などの業界によっては超強力な機能になるかと。 - 大規模アセンブリ管理ツール
クイックビューという機能はライトウェイトよりも更に軽く表示する機能のようです。
いらない部品は読みこまない、というのがミドルレンジ3DCAD運用の基本ですね。 - 設計クリップアート
地味ですが流用部品が多い場合、かなり便利です。
Googleサイドバーなどを使っていると(個人的には)グラフィックのちらつきが見受けられたので、デスクトップ画面のレイアウトも工夫しなければいけません。
でも、やっぱり、かなり便利です。 - DriveWorksXpress
[Xpress]というキーワードが最近よく見受けられますね。
対応業務範囲の拡大がはっきりと感じられます。
しかし、残念ながらこの機能は今のところよくわかりません。
昔の設計テーブルのような機能らしいのですが・・・ - TolAnalyst
いわゆる、公差解析という機能です。
ミドルレンジ系ソフトの標準機能で公差解析付き、とはこれだけで購入しても良いくらいではないでしょうか。
これは、使いこなし方の日本標準化をぜひ検討してほしいくらい。 - DFMXpress
加工のドリルが入るか、などの加工検証ツールのようです。
機能説明では「製造部門との・・・」とありますが、大前提として製造部門と設計部門の両方で使いこなせなくてはならない機能のひとつかと思います。 - COSMOSWorks Design Insight
解析結果の視認性を向上するツールです。
分厚いモデル、中空形状で効果を発揮するかと思います。 - SolidWorks Motion Manager
だんだん、Flashに似てきています。(昔懐かしの)DDMとAnimatorが統合された感じですね。
ただ、残念ながらプレゼン用としては使えるものの、機構解析としてはどうなのでしょうか・・・・
操作マニュアル作成などには使えそう。
・・・ということで、ざっと感想を記載させていただきました。
どの機能もある程度業界を絞り始めた、「専門機能」になりつつあります。
日本の職人的な考え方から創造すると、「機能の追加」よりも「パフォーマンス・スピードの追及」が求められてくる気もします。
SW2009では(さらに)どのように強化されるか、楽しみです。